【ベトビズウォッチ】ベトナム人しか知らない面白ビジネスニュース、Vo.10【新型配達システムについて】

しんちゃお!人材コンサルあーちゃんです!

第十回ベトビズウォッチをお届けします♪

*ベトビズウォッチとは・・・弊社代表Phucがお届けするベトナム人しか知らない、面白ベトナムビジネス情報です!Phucについてはベトビズウォッチ第一回を見てください。

【新型配達システムについて】

ベトナムでの流通はまだまだ発達しておらず、効率が良くない理由はいろいろ言われています。決済の基本がキャッシュオンデリバリー、ロジスティクスコストが高いなどなどです。この配達の非効率を何とかしたいと立ち上がった、スタートアップ企業であるGiao Hang Nhanh(ジャオハンニャン、最速配達という意味)の事例を紹介したいと思います。

Giao Hang NhanhはもともとThe Gioi Di Dong(Mobile World)の配達部門のリーダー達が独立して、作った会社です。The Gioi Di Dongは携帯電話の小売販売No.1の実績を持つ会社で、最初は来店して携帯を買ってもらうやり方でしたが、途中からネット販売も力を入れていました。No.1の店舗網を活かして、全国どこでも30分以内に配達すると掲げて、ネット販売量を伸ばしました。その裏に支えるのは受発注システムと効率の良い配達システムです。そのノウハウを広く他の事業者にも提供するのが、新設されたGiao Hang Nhanhのミッションでした。

無数にある小さなネット販売サイトにとって、配達を担当してくれるGiao Hang Nhanhはとても心強い、逆に無数にある顧客を持つことで、配達数を伸ばすだけではなく、配達地域が平準化されるので、どんどん効率が上がるわけです。

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そこで、去年の2015年8月にGiao Hang NhanhはAhamoveという新型配達サービスを立ち上げました。販売個人事業主とトラックを持つ個人事業主をスマートフォンでつなぐサービスです。Nhip Cau Dau Tu週刊誌9月22日の取材で、サービスイン時点で販売事業者700、一般人2000人、そして、200の個人運搬事業者を持ち、月間3000回の運搬を実現したそうです。

Giao Hang NhanhのTran Thien Phuoc創業者によれば、ベトナムではトラックは70万台がある。しかし、30%だけが2方向運搬、残りの70%は片方のみ、とても効率が悪い。トラック運搬個人事業者はロイヤルカスタマーに依存し、広く受注できていないそうです。Ahamoveを使えば、この非効率を軽減できて、トラック個人事業者には売り上げ増、配達依頼者にはコスト減を実現できます。

スマートフォンで配達を依頼すれば、半径7キロ圏内にあるトラックに一斉に知らせて、運搬車を確定させます。料金も公表され、個別に交渉するよりは30%~40%ぐらい安く、荷揚げ、荷卸し料金も明確に決められ、面倒なチップ交渉が不要になります。それから、トラックの現在地も把握できるので、安心だそうです(そのまま逃走する悪質業者防止になります)。

2016年1月現在では数字発表されていないが、2015年末の目標はトラック3000台、月間4万5千件の運搬を目指しているそうです。

数年前に引っ越しした際にインターネットで検索して、トラック事業者を見つけ、使ったことがあります。値段はトラック自体の値段、人件費を勘案すると、割り高だなという記憶があります。チップも渡さないといけないなど、少々面倒でした。Ahamoveのようなサービスがあれば、次からは使ってみたいと思います。

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