【ベトビズウォッチ】ベトナム人しか知らない面白ビジネスニュース、Vo.2【基礎工事及び地下施設専門のFECON社と日本との関わり】

しんちゃお!人材コンサルあーちゃんです!

第二回ベトビズウォッチをお届けします♪

*ベトビズウォッチとは・・・弊社代表Phucがお届けするベトナム人しか知らない、面白ベトナムビジネス情報です!Phucについてはベトビズウォッチ第一回を見てください。

【基礎工事及び地下施設専門のFECON社と日本との関わり】

先日、仕事関係でDESCONというベトナムゼネコンへ訪問しました。自社ビルを保有し、社員1000人を有して、その規模に驚いていました。よくよく聞くと、そのDESCONの資本85%は現在KUSTOというカザフスタン資本の投資ファンドに所有されており、DESCONの社長もKUSTOから派遣されているそうです。韓国、シンガポール、そして、カザフスタンが投資している中で、日系企業の存在感がまだまだこれからというような感じがしました。

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一方で、私自身も参加しているVJCC主催「経営塾第6期」でFECONという土木関係企業のグループ企業の社長さんが参加しています。それほど、興味がなかったが、ある講義で、FECONはずっと以前から経営幹部をこの経営塾に送り続けて、大きな発展を遂げているとある生成者がおっしゃっていました。それはすごいじゃないかと思い、FECONについて、調べました。下記はNhip Cau Dau Tuという週刊誌の2014年9月14日号からの抜粋しています。

FECONは非常に狭い領域である基礎工事や地下施設を専門にしています。創業者のKhoa(コア)氏は1973年生まれで、この分野の修士号をもっており、国営交通設計コンサルTEDIや20番建設社(LICOGI20)を歴任。悩んだ末、他の技術とあわせて、15人で、たった1500万円程度の資金でFECONを創業しました。

最初のごろは直接受注できないので、他社と組んで、小さめの案件しかできなかったが、どんどん成長して来ました。創業時の売り上げが、3000万円程度だったものが、2013年は60億円程度にまで成長しました。成長の秘訣を聞かれたコア氏は技術と人材への投資だと語っています。

2008年に日本基準でプレストレスパイプを製造できて、同じ荷重に対して、20%ほどコストカットを実現できたそうです。そして、2009年11月には高層ビルに適しているプレストレス四角いのパイプを製造して、北部の約30%~40%のマーケットを占めているところまで来ています。それ以外に真空圧密工法を導入して、ペトロベトナムの工事で応用して、工期を半分にすることができました。

人材に関して、地盤も構造も理解できる100名以上の技術者を擁しているのもFECONの一つの自慢だそうです。技術は学べる、真似れるが、人材はそう簡単ではないとのこと。FECONも民間企業として、自社の研究機関をもって、多くの博士号保有研修者が日夜、土木について、研修する極めて少ない企業です。

将来のビジョンについて、聞かれるときに、基礎工事に関しては非常に狭い領域であり、そこでトップになる目標はほぼ達成できたので、より大きい分野へ挑戦する必要があると言っています。2020年までインフラ投資及び地下施設のトップ企業になることを掲げて、次々と手を打っています。まずはFECONインフラ投資会社を設立して、そして、4億円ほど出して、交通建設第1号社CIENCO1及びTEDIへ出資し、それらの戦略パートナーになりました。さらに、ライト工業とパートナーシップを組んで、案件をこなし、1年以内に合弁企業を設立する予定です。そして、日本政策投資銀行に対して、10億円の社債を発行して、将来への投資の資金をきちんと準備しています。

アジア開発銀行の計算だと、向こう10年にはベトナムには3000~5000㎞の高速道路、300~400㎞の地下鉄、数十個の港を整備しなければならないそうです。その需要を応えるFECONのような企業がたくさんあると非常にうれしいことです。さらに、至る面でFECONが日本と深く関わって、日本がFECONの成長を支えているのもとてもありがたいことです。

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