ベトナムの日本とは違った男女格差

しんちゃお人材コンサルあーちゃんです。

日本では女性の社会進出が議論されています。女性が社会に出て行きたいときに出ていける環境がないのが日本の現状ですよね。しかし、ベトナムですと肌感覚ですが、女性の管理職は日本より多いんです。私の会社にもベトナム人女性マネージャー(しかも既婚)がいるくらいですから。

日系企業の人はベトナム人は男性より女性のほうが仕事ができるから採用の時、性別をちょっと気にするなんていう事もしばしばあります。しかし、最近問題になっているのが、ベトナム人の男女比率。実はベトナムでは女児よりも男児の方が出生率が12%くらい高いんです。

社会発展研究所(The Institute for Social Development Studies=ISDS)がこのほど発表したデータによると、ベトナムにおける2013年の男女出生比率は女児100に対し男児113となっており、バランスが大きく崩れている。
これが続けば、2050年には50歳未満の男性の12%に当たる約300万~400万人が結婚難に陥ると予想されている。
ベトナムでは、高等教育機関の入学率や企業・政府機関における管理職の比率などの男女格差が小さく、共稼ぎの世帯も圧倒的に多いなど、女性の社会進出が進んではいるものの、国民の大半、特に農村部では男児が好まれる傾向が根強く残っている。

ベトジョーさんからの引用です。ベトナムの農村部には苗字を後世まで残すべき、という慣習があり男児を生むことがよしとされているようなんです。日本人からするとちょっとバカバカしい話に思えてしまうのですが、これがベトナムの文化。家を大事にしなければいけないという感覚は多くのベトナム人に共通する思想です。

なんとももったいない話ですし、産み分けっていうのは倫理的にどうなのかとも思います。

安易な移民受け入れは良くないいう議論はありますが、このままですとベトナムにはいろいろな悪影響がでます。ならば、めちゃめちゃ高度な教育が受けられて税制上の優遇がある特区を作って外国人を受け入れてみてはどうでしょうか。優秀な外国人にベトナムで社会生活を送ってもらう事で生まれる化学反応は大きいと思いますし、お金持ちを集めればローカル経済が潤いさらに優秀な人材の定着にもつながる。

移民政策で失敗しているのは宗教上の問題と低所得者の問題が大きいと思います。思想が相容れないから問題が起こる。

なら、最初は同じ儒教・仏教思想の人から移民をさせてみるっていうのはどうでしょう。私は熱心な仏教徒って感じでもないのですが、あまりベトナムで宗教上の摩擦は感じられません。ベースが同じなら思想的には受け入れられるのではないでしょうか。

そして、最近の傾向としてはベトナム人も無宗教な人が多くなっている。その点は日本と似ていると思います。なので、10年、20年スパンで考えると摩擦はさらに小さくなるはずです。

グローバル廃藩置県が起こったら世界はもっと面白くなると思います。ベトナム文化が好き・税制優遇を受けながらいい環境で子供を育てたいと考えている人が集積するエリアになるとイノベーションは加速度的に起こります。その女児が少ない文化があるならあるでいいじゃないか。じゃあ、外国人の女性に入ってもらおう。短中期的にはベトナム人女性の少なさを外国人女性が埋め、長期的には宗教観とかでごちゃごちゃ言わない人だけで未来のベトナムを作っていこうよ。こんなアイデアダメですかね?笑

せっかく男女の社会的格差が少ない文化があるし、バリバリ働きたい周辺国の女性ニーズとマッチすると思うんですけどね。

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